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デリケートゾーンの正しいケア方法を皮膚科医が解説
2021.02.01
昨今、生理用品や「膣ケア」「膣トレ」が最新トレンド入りするなどデリケートゾーン(デリゾ)に関するマインドやグッズなどに注目が集まっています。とはいえ、見えない部分のケアやトラブルについては友人同士でも面と向かってはなかなか話しづらいもの。
そこで、当院が20~40代女性494名へ調査を行ったところ、「あなたは「デリケートゾーンのケア」をしていますか?」の問いに対し、72.2%が「はい」と回答。
「今までに感じたことがあるデリケートゾーンの悩みは?」の問いに対し【かゆみ・はみ出る毛・おりもの・ニオイ・生理の漏れ】がワースト5内にランクインするなどが分かりました。
女性はおりものや生理、妊娠、出産ほかデリケートゾーンと向き合うことが多く、悩みを抱える方も多くいます。
そこで、当院の新宿院院長で美容皮膚科医の大地まさ代医師が気になるアンダーヘアの黒ずみや、そのケア方法ほかを解説いたします。
アンダーヘアの自己処理を頻繁にすると、だんだん肌がかたくなり黒ずみの原因になります。
自己処理を行う際は、あらかじめ毛を短くカットした後にカミソリや電気シェーバーでの剃毛が肌への負担が比較的少ない方法になります。
■毛抜き…毛穴へのダメージが大きくなります。
■脱毛テープ/ワックス脱毛…毛穴へのダメージだけではなく、皮膚そのものへの負担も大きくなってしまう恐れがあります。
■除毛剤…毛を溶かすだけではなく、皮膚への刺激も強いため、粘膜に近いアンダーヘアの脱毛には不適切です。
■家庭用脱毛器…熱傷(ヤケド)や光線による目の障害の危険がありますので、使用方法を正しく理解して行うようにしましょう。
自己処理をしている限り毛はずっと生え続けますので、なるべく早めの時期に医療機関などで脱毛をすることを考えてみるのがよいと思います。
プロの手に任せて脱毛をする際の最大のメリットは自己処理が楽になり、美肌効果があるということ。
脱毛をして自己処理の頻度が少なくなるだけで、自己処理で黒ずんでしまった肌も少しずつ元の肌色に戻り、肌の状態もよくなります。
また、自己処理をするにしても、プロの手で脱毛するにしても、失敗しないためには普段の肌のコンディションと、ケア後の肌のコンディションをどれだけ良い状態に保てるかがとても大事です。日常のケアとアフターケアにおいて、特に大事なのが保湿です。
肌が乾燥していると、カミソリ負けをし、脱毛したときに肌トラブルになりやすくなってしまいます。
効果的に脱毛をする上でも、ご自身の肌にあったクリームやワセリンなどで、きちんと保湿をするようにしましょう。
お風呂やシャワー時にムダ毛処理を行なう方は多いようですが、実はシャワーを浴びながら剃るのはNGです。
お湯で柔らかくなってふやけた肌にカミソリをあてると、表皮を傷つけてしまう可能性があるので要注意。
カミソリや電気シェーバーなどで剃毛するなら、お風呂から出て少し体が冷えた状態で行いましょう
「ハイジニーナ」とはアンダーヘアをすべて処理してツルツルの状態にしているスタイル、いわゆる無毛(アンダーヘアがない状態)を指します。元々は「衛生・清潔」などを意味する英単語【hygiene(ハイジーン)】に由来しています。
無毛とデザイン脱毛についての好みは人それぞれです。
年齢が高い方は、温泉などの公共施設利用の際に人目が気になることや、白髪だけが残ると目立つことなどを気にされ、デザイン脱毛を選択される方が多いようです。当院では、VIO脱毛時、「無毛」はもちろん、「逆三角形」や「I型」など、様々なデザインのご希望にも対応が可能です。
2019年の調査と比べ、「必要」と回答が4.3%増加へ
1:デザイン脱毛でオシャレを楽しむ
完全に脱毛を行うことはもちろん、患者さま1人1人のご要望に合わせ、
「薄くする(毛量・密度を減らす)」「形を整える」などのデザイン脱毛を行っております。
アンダーヘアのムダ毛を気にすることなく、水着などのオシャレを楽しむことができます
2:VIOゾーンを清潔に保つ
汗や生理時の出血などで非常に蒸れやすくデリケートな部位であるVIOゾーンは、常に下着も身につけているため、他の部位に比べ非常に雑菌が繁殖しやすくなっている部位でもあります。
雑菌の温床となるムダ毛の処理を行うことで、デリケートなVIOゾーンを清潔に保ちやすくなります。
3:VIOゾーンのニオイを軽減
VIOゾーンは非常に雑菌が繁殖しやすく、この繁殖した雑菌から気になるニオイが発生します。ムダ毛の処理を行うことで雑菌の温床をなくし、通気性も高まることでVIOゾーンのニオイを軽減することが期待できます。
4:『妊活脱毛』(妊娠前脱毛)
近年、将来の妊娠・出産に備えて、アンダーヘアの毛をなくす女性が増えています。
妊娠をすると何度も産婦人科に通って陰部を人前に晒す必要性があったり、出産後の会陰(えいん)切開や、産後の出血「悪露(おろ)」と呼ばれる生理のような出血が1か月ほど続くなど、陰毛があるとなにかとやっかいなもの。
陰部の傷口の炎症対策・長時間のナプキン使用によるかぶれや菌の増殖を防ぐなど母体にかかる負担を少しでも軽減するため、それらを回避しようと、出産を希望する女性の中で、妊娠する前にアンダーヘアの脱毛をする人が増えています。(妊娠中や授乳中は専門機関での脱毛ができません。)
5:『介護脱毛』
近年の最新脱毛トレンドとして注目を浴びる『介護脱毛』。
『介護脱毛』とは、将来、自分が介護される立場になったことを想定し、その準備としてあらかじめデリケートゾーンを脱毛して、介護者の負担を軽減させたい、という思いから希望される方が増えているようです。
実際にご自身の老後を想定し将来介護される側になった際に、身体の清拭や排泄後の拭き取り等が介護者に負担とならないようにと、特にデリケートゾーン(Vライン、Iライン、Oライン)の脱毛を希望される方が増えています。
「介護脱毛」という言葉は、今から約4年前、2017年1月にリゼクリニック(当院)にて『介護脱毛』と命名し、アンケート調査データを広報発表してから広まったと認識しています。
40代以降の患者さまがアンダーヘアの脱毛(VIO脱毛)をご希望されるケースが増えてきたと感じていたリゼクリニックではこの点に着目し、2017年1月に【40~50代の女性330名を対象に「老後・介護に関するアンケート調査」】を実施。「自分の老後を想定し、毛が黒いうちにアンダーヘア脱毛をしてしまおうと考える」この行動をリゼクリニックにて『介護脱毛』と命名。
リゼクリニックの広報部より『介護脱毛』に関するアンケート調査結果にまとめ発表しました。
このときのアンケート結果では、
・中高年女性の5人に1人が「いまのうちにワキや局部などの永久脱毛をしたい」
・4割以上の女性が『将来(老後)を意識して脱毛することは「気持ちがわかる、好印象」』と回答する
などが、浮き彫りになりました。
※参考/ 2017年1月当初のアンケート調査:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000020081.html
なお、VIOとはアンダーヘアのことを指し、当院での脱毛範囲は以下の通りです。
●Vライン(ビキニライン):左右の腰骨の上を結んだ線より下部から、脚の付け根のラインより上部まで
●Iライン(性器周り):女性器の周囲と女性器と肛門の間の部分
●Oライン(肛門周り):肛門を中心に半径2cmの部分
当院の場合、VIO脱毛は、「VIO脱毛セット 5回コース」99,800円(税込 2021年4月現在)がございます。
1回の照射でかかるお時間は、約30分。施術者は、女性患者様なら女性看護師が担当いたします。
アンダーヘア脱毛は、5回ほどの通院・照射で満足されるかたが多いですが、Vラインはお好みのデザインによって変えられるので、患者様の希望によって照射回数が変わってきます。1、2回目は全体の毛量・密度を減らすために全体に照射3回目以降は無くしたい部分を照射し、5回かけて理想の形に近づけていきます。
「デリケートゾーン」はその名の通り、お肌が非常に繊細です。炎症を起こしやすい部位でもあるので、万が一脱毛後に肌トラブルが起きても、医師が常駐しているクリニックでの脱毛なら、安心して施術を受けていただけるよう取り組んでいます。対してエステサロンの場合、医療従事者ではない「エステティシャン」が照射を行います。そのため万が一の際にもその場での治療を行うことはできません。
また、痛みが強いことでも知られているアンダーヘアの脱毛ですが、クリニックであれば麻酔を使用することが可能です。
リゼクリニックでは笑気麻酔と麻酔クリームの2種類をご用意しておりますので、痛みに弱く、医療脱毛の施術にご不安のある方はぜひご利用ください。
〇リゼクリニックのVIO脱毛に対する取り組み
当院ではVIO脱毛の施術を受ける患者さまに対し、女性スタッフ対応、完全個室、タオルガウン着用などの配慮を徹底しています。施術中は下着を脱いだ状態で腰にタオルガウンを巻いていただき、照射時には少しでも露出を減らし、必要な部分のみ見えるよう、都度ガウンをめくって照射いたします。恥ずかしい部位だからこそ、患者さまにリラックスして施術を受けていただけるよう取り組んでおります。
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